モビリティにおけるサーキュラートランスフォーメーションの推進
コベストロ、使用済み自動車プラスチックのリサイクルを進めるためにAusell社との協力関係を深化
- 自動車プラスチックリサイクルのクローズドループ構築に向けた共同イニシアティブ
- 使用済みヘッドランプからリサイクルされたプラスチックを新しい自動車用途に使用
- 高まる業界の需要と規制に対応
世界最大級の高機能性ポリマー材料の製造企業であるコベストロは、中国のプラスチックリサイクル企業Ausellとの協力関係強化を発表しました。 これまでのポリカーボネート製水ボトルのリサイクルにおけるパートナーシップを基盤に、この新たな協力関係は、使用済み自動車からのプラスチックリサイクルを加速し、廃棄物を新しい自動車部品用材料に変換することで、自動車産業の循環性に貢献することを目指しています。
2020年以来、コベストロはAusellと提携し、年間100万個の19リットルポリカーボネート製水ボトルをリサイクルし、電子機器、家電、自動車など様々な産業向けの高性能ポストコンシューマーリサイクル(PCR)ポリカーボネートを生産してきました。今回の関係強化により、Ausellは廃棄された自動車のヘッドランプから得られたリサイクルポリカーボネートを供給し、コベストロはそれを用いて自動車用途向け高品質PCRポリカーボネート樹脂やアロイ材を生産します。このパートナーシップにより、資源効率を向上させながら、自動車産業内でのプラスチックリサイクルループを目指し、廃棄物と炭素排出量を削減するさらなる一歩となります。
コベストロのエンジニアリングプラスチックス事業部門のグローバルヘッドである王丽は次のように述べています。「自動車産業のサーキュラートランスフォーメーションを加速させるために、バリューチェーンパートナーと密接に協力しながら、Ausellとのパートナーシップをさらに強化でき嬉しく思います。私たちはともに、循環型で気候中立な未来へと導く持続可能なソリューションを開拓していきます。」
AusellのCEOである夏文君は次のように付け加えました。「コベストロとの協力関係強化は、サーキュラーエコノミーという私たちの共通のビジョンを実現するための重要な一歩です。使用済み自動車部品を貴重な資源に変えることで、私たちは廃棄物を削減するだけでなく、将来の自動車生産のための持続可能な材料の開発にも貢献しています。」
持続可能性に関する規制圧力の増大に直面し、また独自の循環型社会ロードマップを持つ自動車業界には、様々な課題に合う最適なソリューションが求められています。
今回の関係強化により、コベストロとAusellは、自動車産業におけるプラスチック廃棄物管理と資源利用の課題に取り組みながら、高機能材料を開発する取り組みの最前線に位置づけられます。再生ポリカーボネート樹脂は、自動車部品の持続可能性を高めるだけでなく、高付加価値リサイクルソリューションの可能性を示すものになります。
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コベストロ社について
コベストロ社は、世界最大級の高機能性ポリマー材料の製造企業です。革新的な製品、プロセス、技術により、多くの分野でサステナビリティとQOL向上に貢献しています。当社はモビリティ、建築、生活、電気・電子分野などの主要産業において、世界中の顧客に製品を供給しています。また、当社の生産するポリマーは、スポーツ・レジャー、化粧品、ヘルスケアなどの分野や、化学産業でも使用されています。
当社は「We will be fully circular」をビジョンに掲げ、2035年までの温室効果ガス排出実質ゼロ達成(スコープ1,2)を目指しています。また、2050年までにスコープ3の排出量において気候中立を実現する企業になることを計画しています。2023年度の売上高は約144億ユーロです。2023年末時点で、世界各地に48の生産拠点があり、約17,500人(フルタイム換算)の従業員が在籍しています。
将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements)
このニュースリリースには、コベストロ社による現在の試算および予測に基づく将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements) が含まれている可能性があります。さまざまな既知または未知のリスク、不確実性、その他の要因により、将来の実績、財務状況、企業の動向または業績と、当文書における予想との間に大きな相違が生じることがあります。これらの要因にはコベストロのウェブサイト(www.covestro.com)に公開されている報告書に説明されているものが含まれます。コベストロは、これらの将来予想に関する記述を更新し、将来の出来事または情勢に適合させる責任を負うものではありません。