レクサスESの大型外装部品にMakroblend® UT235Mを採用 — 型内塗装での生産
- レクサスESの大型外装部品(ラゲージパネル)にMakroblend® UT235Mを基材として採用、現在量産中
- 同グレードは外装部品の品質要件を満たし、型内塗装プロセスに適合
- コベストロは、材料ソリューションと日本でのテクニカルサポートを通じて、型内塗装の普及に貢献
コベストロは、レクサスESの大型外装部品(ラゲージパネル)の基材として、Makroblend® UT235M(ポリカーボネート系アロイ樹脂)が採用され、現在量産されていることを発表しました。当該部品は、型内塗装を用いて豊田合成株式会社が製造しています。
今回の型内塗装部品への採用は、コベストロが推進するアプローチ「The Material Effect」(材料科学・プロセス開発・用途開発の融合)を体現する事例です。型内塗装は射出成形と塗装を一体化プロセスで実施するもので、従来の塗装工程を削減することでCO2排出量の削減に貢献しつつ、優れたクラスA外観品質を提供します。鏡面のような高い表面平滑性により、隣接するガラスとの視覚的な一体感が生まれ、洗練されたプレミアムな外観を実現します。
Makroblend® UT235Mは、低線膨張と寸法安定性が重要となる自動車の外装用途で用いられるポリカーボネート系アロイ樹脂です。本件では、ラゲージパネルに求められる外観、寸法安定性、耐久性といった製品要件を満たすことを目的に採用されました。同グレードは型内塗装用塗料との相性も良好であり、塗膜密着性および量産における表面外観の実現に貢献します。
今後の展望
型内塗装のソリューションプロバイダーとして、コベストロはバリューチェーン全体と連携し、日本における採用拡大とスケールアップに貢献します。国内サポートは、用途開発から日々のテクニカルサポートまで幅広く提供します。兵庫県尼崎の拠点には型内塗装の評価機能を備えており、実生産に近い条件での検証を可能にするとともに、迅速な意思決定に貢献します。また、グローバルで連携を図り、用途要件への対応と量産性の維持・向上を継続的に支援します。コベストロは、専門知識とグローバルネットワークを生かし、材料の枠を超えてお客さまの課題解決に貢献します。
コベストロ社について
コベストロ社は、世界最大級の高機能性ポリマー材料の製造企業です。革新的な製品、プロセス、技術により、多くの分野でサステナビリティとQOL向上に貢献しています。当社はモビリティ、建築、生活、電気・電子分野などの主要産業において、世界中の顧客に製品を供給しています。また、当社の生産するポリマーは、スポーツ・レジャー、化粧品、通信、ヘルスケアなどの分野や、化学産業でも使用されています。
当社は「We will be fully circular」をビジョンに掲げ、2035年までの温室効果ガス排出実質ゼロ達成(スコープ1,2)を目指しています。また、2050年までにスコープ3の排出量において気候中立を実現する企業になることを計画しています。2025年度の売上高は約129億ユーロです。2025年末時点で、世界各地に46の生産拠点があり、約17,600人(フルタイム換算)の従業員が在籍しています。
将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements)
このニュースリリースには、コベストロ社による現在の試算および予測に基づく将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements) が含まれている可能性があります。さまざまな既知または未知のリスク、不確実性、その他の要因により、将来の実績、財務状況、企業の動向または業績と、当文書における予想との間に大きな相違が生じることがあります。これらの要因にはコベストロのウェブサイト(www.covestro.com)に公開されている報告書に説明されているものが含まれます。コベストロは、これらの将来予想に関する記述を更新し、将来の出来事または情勢に適合させる責任を負うものではありません。